スティップル・エングレーヴィングとメゾチント

■開催場所:町田市立国際版画美術館

■開催期間:2018/01/05~2018/04/08

■開催時間:平日:午前10時〜午後5時(入場は4時30分まで)
土・日・祝日:午前10時〜午後5時30分(入場は5時まで)

■休館日:毎週月曜日(祝日および振り替え休日にあたった場合はその翌日)

■引用元:http://hanga-museum.jp/exhibition/index/2018-345

 美術作品の複製図版は現在では写真が使われるのが一般的ですが、かつては版画によって制作されていました。今回ご紹介するふたつの銅版画技法は、明暗の調子や立体感が表現でき、油彩画などの複製技術として発明されたものです。いずれも写真の登場によって一時はすたれてしまいますが、独自の表現をもつ技法としてふたたび取上げられ、現在にいたっています。

17世紀中頃にドイツで発明されたメゾチント、18世紀中頃にイギリスで発展したスティップル・エングレーヴィング。今回の展示では、主に複製技術として用いられた17世紀から19世紀のヨーロッパの作例と、版画表現として新たな視点でとりあげた現代の日本の版画家たちの作品をご紹介します。

 メゾチントは17世紀中頃にドイツで発明された技法です。ベルソ(ロッカー)という道具でまず版全体に細かい傷をつけ、全面にまくれを作ります。この版を刷ると全面がビロードのような質感を持った黒に刷り上がります。次に、スクレイパーなどでまくれを部分的にとりのぞき、みがくことで、さまざまな段階の明暗の調子(グラデーション)を作りだし図像を描きます。黒一色の画面に光で描いていくようなイメージが思い浮かぶのではないでしょうか。ドイツからイギリスに伝えられると、肖像画など油彩画を版画化する技法として急速に広がりました。

○町田市立国際版画美術館

所在地 〒194-0013 東京都町田市原町田4-28-1
電話 042-726-2771
交通 JR横浜線町田駅下車、徒歩15分
小田急線町田駅下車、徒歩15分
バス停「高ヶ坂センター前」から徒歩7分
URL http://hanga-museum.jp/