フィンランド独立100周年記念 フィンランド・デザイン展

■開催場所:府中市美術館

■開催期間:2017/09/09~2017/10/22

■開催時間:午前10時から午後5時(入場は4時30分まで)

■休館日:月曜日(9月18日、10月9日をのぞく)、9月19日、10月10日

■引用元:http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/finland.html

 マリメッコの生地、イッタラやアラビアの食器、アアルトの家具……フィンランド生まれの日用品は、日本で本当に人気です。今では日本人の暮らしにとけ込んでいると言ってもよいかもしれません。なかにはフィンランドのものとは知らずに使っている方かたもいらっしゃることでしょう。では、なぜ遠く離れた国フィンランドのデザインが、これほど私たちの心をとらえるのでしょうか。

 フィンランド・デザインの核心にあるもの、それは「人間と自然との調和」の理念です。天然素材を活かすことはもちろん、例えば、木の葉型の木皿きざら《レヘティ》、しずくをイメージしたガラス器《カステヘルミ》など、デザインの中心には自然があります。極寒ごっかんの冬や夏の白夜など、時に厳しい環境の中でも、森の恵みを大切にして生きるフィンランドの人々の生き方そのものとも言えるかもしれません。実は、こうした人と自然の調和を重んじる自然観は欧米諸国では珍しく、むしろ私たち日本人の伝統に親しいものでしょう。

 さらに、「すべての人の生活、社会に寄り添うデザイン」を目指した日用品は、流行に左右されることなく人々の日常を彩り、長く愛され続けています。家族とともに年を重ねるアアルトの家具、食卓を楽しく飾るカイ・フランクの食器、赤ちゃんからおばあちゃんまで似合うマリメッコのドレス。私たちは、デザインを通して、目の前の生活、ささやかな幸せを大切にするフィンランドのライフスタイルに触れ、憧れを抱いだいているのかもしれません。

 フィンランド独立100年を記念する本展では、19世紀末の工芸品から今日こんにち第一線で活躍するデザイナーまで、フィンランド・デザインの歩みのすべてをご覧いただきます。実際に名作の椅子に座れるコーナー、気軽にご参加いただけるミニワークショップなど、楽しい企画もご用意しております。緑豊かな都立府中の森公園に立地する美術館で、フィンランドの暮らしを感じていただければ幸いです。

○府中市美術館

所在地 183-0001 東京都府中市浅間町1-3 (都立府中の森公園内
電話 042-336-3371
交通 ●京王線東府中駅から徒歩15分
●京王線府中駅から武蔵小金井行きバス(1本通り経由)約7分「天神町二丁目」下車・(生涯学習センター経由)約8分「府中の森公園北」下車
URL http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/