■開催場所:サントリー美術館
■開催期間:9月19日(水)~11月11日(日)
■開催時間:10:00~18:00
■休館日:火曜日
京都の山科盆地にある醍醐寺は、貞観16年(874)に理源大師聖宝(832~909)によって開かれて以来、真言宗醍醐派の総本山として、常に歴史の表舞台で重要な役割を果たしてきた名刹です。真言密教のうちでも加持祈禱や修法など実践を重視する寺として発展したことで、その本尊となる彫刻や絵画、修法で用いる仏具など、開創期からの本格的な密教美術の数々が伝わります。また、修法の次第や方法、本尊の図像についての記録、各時代の為政者からの帰依を表す文書などは7万点近くに及ぶもので、国宝「醍醐寺文書聖教」として醍醐寺の繁栄の歴史を伝えています。
本展は国宝・重要文化財に指定された仏像や仏画を中心に、濃密な密教美術の世界をご体感いただくとともに、普段は公開されない貴重な史料・書跡を通じて、平安時代から近世にいたる醍醐寺の変遷をたどるものです。
○サントリー美術館
所在地 | 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F |
電話 | 03-3479-8600 |
交通 | 都営地下鉄大江戸線 六本木駅出口8より直結 東京メトロ日比谷線 東京メトロ千代田線 |
URL | https://www.suntory.co.jp/sma/ |