■開催場所:東京都美術館
■開催期間:2019年7月20日(土)~10月9日(水)
■開催時間:9:30~17:30
■休館日:月曜日
■引用元: https://www.tobikan.jp/yasukoiba/
画家の眼とモティーフのあわいにある世界に魅せられた伊庭靖子(1967-)は、触れたくなるようなモティーフの質感やそれがまとう光を描くことで、その景色を表現し続けてきました。自ら撮影した写真をもとに制作するスタイルは変わりませんが、近年、それまで接近していたモティーフとの距離が少しずつ広がってきました。空間や風景といったものへの関心が高まり、まわりの風景が広がることで、伊庭の絵画は新たな展開を見せています。
東京都美術館で撮影した写真をもとにした絵画をはじめ、版画、さらに新たな試みとして映像作品を発表する予定です。伊庭の個展は、2009年の「伊庭靖子──まばゆさの在処──」(神奈川県立近代美術館)以来、美術館では10年ぶりの開催となります。本展覧会では、近作・新作を中心に紹介しながら、そこに至る以前の作品も併せて展示することで、この10年の変化とともに伊庭靖子の変わらない関心の核に迫ります。
○東京都美術館
所在地 | 東京都台東区上野公園8-36 |
電話 | 03-3823-6921 |
交通 | JR上野駅「公園口」より徒歩7分 |
URL | https://www.tobikan.jp/ |