■開催場所:サントリー美術館
■開催期間:2018年11月28日(水)~2019年1月20日(日)
■開催時間: 10:00~18:00
■休館日:火曜日
■引用元:https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_5/index.html
「扇」は、日本で生まれ発展したものです。その起源は詳らかではありませんが、早く10世紀末には中国や朝鮮半島に特産品としてもたらされ、中国の文献には、それまで一般的だった団扇と区別して、折り畳む意味の「摺」の字をあてた「摺扇」「摺畳扇」や、「倭扇」などと登場します。すなわち、扇が日本のオリジナルであったことを物語っています。
宗教祭祀や日常生活での用具としてだけでなく、気分や場所、季節に応じて取りかえ携帯できる扇は、貴賤を問わずいつでもどこでも楽しめる、最も身近な美術品でした。…
あらゆるジャンル、あらゆる流派と交わる扇には、日本人が求めた美のエッセンスが凝縮されているのです。
本展では、日本人が愛した「扇」をめぐる美の世界を、幅広い時代と視点からご紹介します。手中の扇がひらひら翻るたび表情を変えるように、「扇」の多面的な世界をお楽しみください。
○サントリー美術館
所在地 | 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F |
電話 | 03-3479-8600 |
交通 | 都営地下鉄大江戸線 六本木駅出口8より直結 東京メトロ日比谷線 東京メトロ千代田線 |
URL | https://www.suntory.co.jp/sma/ |