
作者プロフィール
1998年 大阪府生まれ
着物の専門学校を卒業後コロナ禍を機に作家活動を本格的に開始。画家、イラストレーターとして活動中。
幼少期より日本の古典美術を中心に作品に触れ、仏教美術や戦前の日本画、美人画に強く影響を受ける。
高校時代染織に出会い、色の境界や滲みを表現するため型染めの技法を制作に転用している。
また、着物を専門的に勉強をする中で日本人の育んできた文化や精神性に興味をもち、(吉祥紋様などの祝いや祈りなど願いを込めているもの)美人のモチーフと織り交ぜ、再構築できないかと模索している。
毎日を繰り返す中で生まれる不安感や悲しみ、ゆらぎをふりはらって
社会が激しく移り変わる中でも自分のなりたい形へと変身し、
懸命に運命を手繰り寄せる、
強く生きる美人たちを描いる。