Maeshin

本名:前田慎司
1984年大阪府生まれ

大阪と東京の両方に拠点を構え、グループ展や個展、アートフェアなど日本国内、海外問わず活動を展開する。
■2021年3月米国ロサンゼルス拠点のARTギャラリーにゲストアーティストとしてスカウトを受けライセンス契約
■同年5月には自身の作品がチェコ共和国の化粧品メーカーの広告に起用される
■2023年3月にはブラジルはリオデジャネイロの地元雑誌に作品が掲載されるなど
国内だけではなく海外からの注目も熱い。

現在は商業写真の分野からは退きアーティスト活動に専念しているが、
キャリア約15年のプロフォトグラファーとしての顔、自身主催の全国に生徒を抱える写真塾講師としての顔も併せ持つ。
大阪に自身のアトリエとして写真スタジオを所有している。

Maeshinの作品はその制作過程において、情報記録や情報伝達、感情共有や存在証明など写真が登場して以来の役割や特徴の全ての要素を取り去り制作され、
現代社会における写真の立ち位置を風刺する。

19世紀、写真が発明されたことにより絵画はそれまでの”記録”としての役割を奪われた。
写真の誕生が絵画の存在意義の再定義やその価値の創造を促し、印象派やキュビズム、シュルレアリスムなどの試みを経て今日の現代アートへと文脈を進めた。

21世紀の現代、スマホやAI技術の発達、加工アプリなどの影響により写真の定義や役割は揺らぎつつある。

“今、写真は進化圧の真っ只中にある”

かつての絵画がその価値の探求のため芸術性を探求する方へ加速して行ったように、
今、写真はより芸術的価値を追求する方へその姿を変えていく必要があると作品を通じて主張している。

作品